お風呂は普段の生活の中で使っているものですが、お風呂の部位の名称を知らない方は割といらっしゃるものです。
このページではお風呂リフォームの知識をつけるためにもお風呂のそれぞれの部位の解説を行っていきます。
まずは全体像から
まずは全体のまとめです。
1.浴槽(バスタブ)
2.床
3.壁面腰下
4.壁面腰上
5.天井
6.エプロン
7.カウンター
8.キャビネット(図には載っていません)
1.浴槽(バスタブ)
皆さんご存知の浴槽(バスタブ)です。コレがなければお湯を溜める事が出来ませんよね。一応、シャワールームとしてリフォームするために浴槽は取り外すというケースもあります。
浴槽に使われる素材には
- FRP
- ホーロー
- 人工大理石
- ステンレス
- ポリ
などがあります。
浴槽はお湯を入れ、人が直接触れる部分なので1番消耗が激しい部分です。
参考ページ … ユニットバスによく使われる「FRP」とは?
2.床
忘れがちですが床は浴槽と同様に消耗が激しい部分。椅子を置いたり、水が流れたり、足が直接触れるためです。
最近では水はけが良かったり、クッション性が良かったりと、機能性の高い床商品が増えてきました。当会のパネル工法でもそういったクッション性のある床へ、手軽にプチリフォームする事が出来ます。
3.壁面腰下
「腰下」はあまり聞きなれない言葉だと思います。壁面腰下とは、浴槽から下の壁のことを指します。
この部分は壁の範囲でも低い位置なので、よく水がつきやすい箇所です。壁面が上下で素材が違う場合、この腰下には特に手入れがしやすい防水性の高い素材が使われている事が多いです。
4.壁面腰上
「腰上」は腰下とは逆に、浴槽から上の部分を指します。
壁面腰上は、腰下に比べると水にさらされる事が少ないため、比較的に汚れの少ない部分です。また、在来浴室の場合にはそれを見越して素材も腰下より防水性が控えめの物が使われていることもあります。
5.天井
天井は頭上の壁面を指します。
一見綺麗に見えますが、水蒸気に乗ってカビが付着しているため意外と汚れています。カビは天井から他の部位に降り注ぐため、お風呂の掃除を始める時は天井から始めると良いでしょう
6.エプロン
ここまででご紹介した部位はご存知でも「エプロン」は初耳と言う方、多いのではないかと思います。エプロンとは浴槽の前についているフタの役割を持つ部位のこと。
ユニットバスの浴槽は一見すると四角い形をしていますが、それはこのエプロンが付いているため、という事も多いです。エプロンは簡単に外れるという事は意外と知られていません。一度も掃除された事のないお風呂では、中がカビだらけになっている可能性大です。
もちろんエプロンの付いていない、実際に四角い浴槽もあります。
7.カウンター
カウンターはお風呂についた洗面台の事です。皆さんシャンプーや諸々の小物を置くために使われているかと思います。
元々ついていた物、取付式の物などあります。そこまで頑丈ではないため置く物によってはすぐにカウンターを傷つけてしまうかもしれません。
ヘアピンなどを置きっぱなしにしてしまいサビついてしまったという事もあります。
8.キャビネット
お風呂の中に設置されたキャビネットは鏡やシャンプーなどの小物を置いておく為の壁部分のことを指します。